トライのCMでジブリ作品を思う(面白い家庭教師のトライCM)

カテゴリ: [家庭教師のトライのCM関連]

「アルプスの少女ハイジ」を起用し、
評判になった家庭教師のトライのCM…
一時期良く流れていましたね。

あのCMはいろんなパターンがあるのですが、
おじいさんが
「それ、すごくね?」
と言った、今時の話し方をしたりするので、
とても奇抜だな、と思いました。

私の兄は、このCMを見てとても怒っていました。
「原作のイメージが崩れる!」と。

姉は「良く宮崎駿さんが許したよね」と
ちょっと呆れ気味です。

確かに、原作を壊しかねない破壊力のあるCMです。
私もビックリしました。
アニメ「アルプスの少女ハイジ」を作った
宮崎駿さん達がOKを出したことが信じられない程です。

しかし、あくまでコマーシャルだから、許されるのだ、と思いました。
あのトライのCMを見て、
「ハイジの続編!?」
と勘違いする人もいないでしょう。

そもそもハイジは、とある会社の
チーズフォンデュのパッケージにもなっていますし、
某車のCMで低燃費になっていたりします…。

宮崎駿さんの手がけた作品の中で
一番、商品になっているキャラです。

そう言えば、「ラピュタ」や「となりのトトロ」など、
完全に宮崎駿さんの作品であるものは、
キャラが一企業のCMに使われたりしていませんね。

「ネコバスとトトロが付いている鉢植え」や
「ナウシカのペンケース」など、“それそのものが主体の商品”は、
スタジオジブリ認可の元で販売されています。

しかし、パズーとシータが某社のコーラを飲んだりするような、
“一つの商品をキャラクターが宣伝するタイプのCM”には
ジブリキャラは起用されていません。

それはイメージを崩さない為でしょう。
そういう意味では、宮崎駿さんが参加した作品の中で、おそらく唯一、
様々に商品化されているキャラがハイジなのです。

私としては、そのおかげでハイジが出てくる面白いCMが
見られて嬉しいのですが、やはり賛否両論のようです。
(家庭教師のトライに対する評判の是非ではなくて、
あくまでCMについての賛否です。)


この家庭教師のトライの、ハイジのCMのおかげで
宮崎駿さんのアニメ「アルプスの少女ハイジ」が、いかに有名で、
どれだけみんなに愛されていることが分かりました。

愛着があるからこそ、
「勝手に変えて使ったら許せない!」と言う気持ちが
あふれるのだ、と思います。
批判の多さは愛着と比例していると思います。


何度も何度も再放送され、今でもCS放送などで再放送されています。
私も子供の頃、放送日を毎週楽しみにしていました。

宮崎駿さんは辞められましたが、スタジオジブリには
「アルプスの少女ハイジ」のような
連続テレビアニメを作って欲しいな、と思いました。
(正確にはハイジはジブリ作品では無いのですが、
宮崎駿さんの作品の流れをくんで、作って欲しいです。)

ジブリは、映画は作っていますが映画は観られる人が限られます。
ですから、毎週、20分でも構わないので、テレビアニメを
作って欲しいです。

毎週、「ハイジはどうなったかな?」と心からワクワクしていました。
…また、毎週ワクワク出来るようなテレビ作品を期待したいです。

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